第12章 我が家の冒険記⑵

昭和59年4月14日 ディズニーランドにて

 私の教育に対する考え方は、文言を記憶しても全く意味がないと言うことである。育って行く過程で、どれだけ経験したかで、子供の能力が決まってくる。

 経験は想像力を養い、創造力を培って、人生の源となる。遊び心は無限の可能性を秘め、自由な発想が溢れ出て、様々な事に精通し、様々な事に挑む事ができる。最も重要な子供教育は、知識を固定することではなく、発想力に結びつける事である。

 遠い昔、寺子屋なる教育制度があって、寺子屋の多くが、極めて原始的な幕藩体制を維持する役割を持ち、それはイエスマン作りで、無能化へと連なり、幕末には限りなく無能な人材の幕藩体制となっていた。

 現代にあっても、支配を目論む勢力は、イエスマンをどれだけ確保するかに力を注いできて、世界の潮流が勢いよく流れ出した時、時代の置き去りになっていた。

 あらゆるものが、創造力をどれだけ発揮できるかが出発点となり、自ずから経験がものをいった。どれだけ遊ばせたかが、子供の成長に繋がり、妻は、私の子育ての考え方に、異を唱える事は無かった。むしろ、妻は私の様な夫を求めていたと思われる。

 ささやかであっても、家族で出来る冒険を作りあげる事が子育ての基本となり、子供達も満喫していた。満喫する我が子を見て、妻も満喫し、妻の、子に対する甲斐甲斐しさは、私が理想とする女性像だった。

 組合の役員をやっている時の、会社に縛りつけられた生活は、私が最も忌むする人生で、役員を降りたことで、会社と距離を置く事を強く意識した。ところが、仕事とは人間関係でなりたっていて、組合役員を降りてからも濃厚な付き合いが続き、私は完全なるマイホーム主義にはなれなかった。

 4月14日(土) ディズニーランドにて

 4月22日(日) 荒川堤で桜を見学

 5月5日(土) 子供会のマス釣り大会とお節句

 5月6日(日) 森林公園に行く

 6月3日(日) 羽生水族館とむさしの村

 (むさしの村)

 7月1日(日) 子供動物公園にて(妻の従弟の子供も連れて行く)

 7月22日(日) 熊谷うちわ祭

 7月29日(日) 森林公園にて

7月30日(月) 上尾水上公園にて