第16章 我が家の冒険記⑹

昭和61年11月 那須ハイランドにて(次男が振り返ってお母さんを心配そうに見ている)

 昭和61年の後半に入り、家の建て替え工事は大分進んで、気分的にゆとりが出てきた。例年、夏休みには家族旅行を敢行していて、この年も同様に海水浴に行っている。海水浴では、子供達が遊び上手になり、波乗りが中心となっていた。

 家の完成予定は8月下旬と言う事で、着々と工事が進んで、目途が立ったが、付帯工事が遅れ気味で、母から指定された予定日には工事が完了しなかった。それでも何とか生活ができる状態にこぎ着け、母から指定された8月31日には、生活に無くてはならない荷物を運び込み、新居での生活が始まった。

 本来なら、工事が完全に終わってから入居すべきで、生活が落ち着くまでに時間が大分かかり、全ての工事が完了したのは10月に入ってからだった。

 生活が落ち着いたところで、ごく近い親戚を招いて新築祝いを模様した。私の釣り仲間である料理人に頼んで、フランス料理で持てなした。

 新居での生活が落ち着くと、生活をしやすくするのを目的に、家周りなど、自前で工事を始めた。新築工事で余った木材を利用し、西と北側に庇を巡らし、収納スペースや流しを作って、雨の影響を受けずに出し入れ可能にした。

 忙しさで子供達を遊びに連れて行ってやれなかったので、11月14日の埼玉県民の日は、小学校も休日となり、那須へ旅行をしてくる。

 県民の日に合わせて那須へ出かけるのは三度目で、平日と言う事で空いていて、那須ハイランドでは乗り物乗り放題となり、子供達を存分に楽しませてやれた。

 7月2日 玄関・窓のサッシが取りけられる

 7月6日 外壁(パワーボード)が取り付けられる

 7月21日 熊谷うちわ祭見学

 7月23〜25日海水浴 一日目 阿字ヶ浦で海水浴

 長男が波乗りに興じながらお母さんを心配そうに見ている

 イルカのショー

 二日目の午後は再び阿字ヶ浦で海水浴

 最終日はプールで遊ぶ

 8月15日 子供動物公園にて(妻は留守番)

 母の二間続きの部屋の襖

 8月31日 完成予定日 仏間を兼ねた客間

 10月9日 運動会

 11月14日 那須ハイランドにて

 12月21日 新居での次男誕生会

 12月24日新居でのクリスマスイブ

 11月26日 草津スキー