4 巣立ち

平成2年8月21日 知床・カムイワッカ湯の滝にて

 平成2年の8月、長男が13歳、次男が10歳の時に、「巣立ちを促す旅」として、11泊12日の北海道旅行を敢行した。

 子供達はある程度危険が伴う事でも対応できる力を養ってきて、「ささやかな大冒険」を挑む事にしたのである。大冒険としたのは、知床半島のカムイワッカの湯の滝を目指す事だった。子供達は充分に適応能力を有していたが、妻にはかつて経験したことのない大冒険で、私が後ろにつき、サポートする形で沢伝いを登っていった。

 子供達が先行し、一定のところまで登ると振り返り、母親の様子を心配そうに見ていた。それは、一人前の男として、親の懐内から少しずつ離れて行く姿でもあり、正に「巣立ち」が始まったのである。

 登り始めは、妻の傍で私がサポートしていたが、妻の方から、「二人が一緒に怪我したら大変だから離れていて」と、手厚いサポートは望まなかった。妻は少しづつ離れていき、様子を見ていると、子供達が母親を心配して見守っている姿が見えてきた。妻が安全な場所まで登ってくると、子供達は動き出して、安全な足場を示唆しながら進んで行った。妻も子供達の気遣いに気づいていて、後で語り合った事がある。

 沢登りの目的は大きな滝壺で天然の露天風呂となっていた。登るに連れて水温が高くなってきて落差の大きい滝が見えてくる。滝壺は硫黄が強いのか、緑がかっており、温度は生ぬるい感じだが、正に天然の露天風呂だった。水泳パンツを短パンの下に肌着代わりにはいてきて、水中メガネも三個用意し、早速プール替わりに滝壺に体を没し、滝つぼの底まで潜り込んだ。

 妻は3人の様子を懸命に撮影し、同行してきた役割をフルに果たした。

 平成2年8月18日 北海道の上陸地点、苫小牧港(船室にて)

 苫小牧港

 18日 フェリーを下船して

 支笏湖

 苔の洞門

 通常見学できる到達点

 苔の洞門から帰還

 日勝峠

 18日夕 然別湖

 然別湖湖畔のキャンプ場に泊る(車内泊)

 19日の朝 然別湖(さざ波が売り物の湖)

 19日 然り別湖を立ってヌカピラ湖へ

 19日 足寄

 オンネントー湖への道端でキタキツネの写真を撮る

 阿寒岳をバックにしたオンネントー湖

 阿寒湖近隣にあるアイヌコタン

 丹頂鶴自然公園

 釧路湿原

 釧路の宿にて

 20日 釧路湿原

 釧路川川岸で昼食

 根室海峡

 20日 キャンプ場に泊る

 足寄の農家で買ったトウモロコシとジャガイモ、釧路和商市場で買った肉で夕食

 21日 キャンプ場の朝

 21日 知床峠

 知床五湖を探索

 21日 カムイワッカ湯の滝に挑戦

 天然の露天風呂となった滝壺に到着

 21日 オホーツクの海

 21日の午後 摩周湖でもメインの展望台と反対側(裏摩周)の展望台に着く

 21日は川湯温泉に泊る

 22日 摩周湖へ行く前に硫黄山に立ち寄る

 硫黄山の後に、摩周湖メインの展望台に行く

 屈斜路湖にも立ち寄る

 美幌駅(記念に駅を見学)

 北見駅(駅近くでキャンプでの食糧を調達)

 石北峠を越えると柱状節理の奇岩が顔を出す

 22〜24日 層雲峡温泉・青少年旅行村でキャンプをする(車内泊)

 24日 層雲峡を立って旭川市内に立ち寄る(優佳良織工芸館)

 24日 天人峡に立ち寄る

 敷島の滝

 24日 美瑛の丘

 25日 十勝岳・望岳台

 25日 富良野(北海道の中心地)を訪れる

 25日 札幌に着くと、札幌ビール園に赴き昼食をとる

 札幌時計台

 26日 小樽を探訪・宋円寺五百羅漢

 小樽の町を展望

 小樽運河

 港では軍艦に搭乗できた

 26日15時過ぎ 洞爺湖・観望台に到着

 昭和新山

 地獄谷

 17時を回って登別温泉に到着

 26日の宿に到着 入浴(プール付き)を済ませてから夕食となった

 登別温泉では「地獄祭」が行われていて大変な賑わいだった

 27日 登別温泉を出るとクッタラ湖へ

 大沼公園

 五稜郭を訪問

 五稜郭タワーからの展望

 17時30分 トラピスチヌ修道院